妊婦さんにおすすめの亜鉛

亜鉛は人体に対し、様々な作用を及ぼします。たんぱく質の合成、免疫システムへの関与、ホルモンの分泌への作用といったものです。
また、胎児の中枢神経系の発達にも亜鉛は必要不可欠です。亜鉛の不足は、早産、低出生体重児、胎児の成長の遅れといったことを引き起こす場合もあります。さらに、母乳に含まれる亜鉛の量が少ない場合、それを飲む赤ちゃんにも悪影響を与えることもあります。発育が悪い、下痢、皮膚炎といったものです。

そのため、妊娠中は通常時から+2mg、授乳中は+3mgの亜鉛を摂取するよう、厚生労働省は推奨しています。

妊娠すると味覚の変化を感じる方は多いとされます。これまで嫌いだったものがなぜか好きになったり、逆に好きだったものが嫌いになったり、酸っぱいものが急に食べたくなったり、といったことが起きます。亜鉛の不足は、このような味覚の変化を引き起こす原因の1つだとされています。

*口の中で鉄っぽい味がしたら亜鉛不足かも!

味覚がつわりなどによって変化することがあります。その際「口の中で鉄っぽい味がする」といったことを感じるケースがありますが、その原因として可能性が高いのは亜鉛不足です。

鉄のサプリメントを、妊娠中や貧血時に摂取する方は少なくないと思います。しかし、鉄の過剰摂取は亜鉛の欠乏を招きます。こういった状態になると、口の中に鉄っぽい味を感じます。

逆に亜鉛を過剰摂取してしまった場合は、鉄の欠乏が生じます。亜鉛にしろ鉄にしろ、それぞれの栄養素は、適量をバランスよく摂取することが重要です。特にサプリメントによる栄養素の摂取は過剰摂取を招きやすいため、日常の食事以外にサプリメントの利用を行っている方は、含有量の確認をしっかり行うようにしてください。理想的な亜鉛:鉄:銅の摂取割合は、10:10:1だといわれています。

亜鉛には、摂取してもすぐに消費されるという特徴があります。そのため、通常の食生活を送っていれば、過剰摂取になることはまずないと言って良いでしょう。ただ、上述のようにサプリメントを利用する場合は注意が必要です。

厚生労働省の発表している「日本人の食事摂取基準2015年版」によると、亜鉛の上限摂取量は、1日あたり30mgです。この数値以上の摂取は過剰摂取となり、過剰摂取状態を続けると、鉄欠乏症、銅欠乏症、めまい、吐き気、嘔吐、胃痛といった症状を引き起こしかねません。

亜鉛の摂取は食事から行うことを基本とし、サプリメントはあくまでもバックアップと考えたほうが良いでしょう。含有量をよく確認した上で、上手に利用してください。
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